20歳から始める読書Blog

20歳から始める読書を日々つづっていきたいと思います!! 

全員に読んでほしい! 「逆ソクラテス/伊坂幸太郎」

どうもこんにちは、大学三年生です(名前を変えてみました)!

 

まず名前を変えた理由として、前の名前だと目に入っても見られそうにない、目立たないことから変えようと思いました!

当初は5分間で読めるブログとしてfiveminっていう名前でブログを書いてたんですが(単純、、笑)、大学生向け特に僕と同じ学年を対象として読んでもらおうと思って名前を変えました!

なかなか単純でしょ??笑 まだ始まって数投稿しかしてないのですがどんどん投稿するので、応援よろしくお願いします!

 

 

こんかいは、僕が最近読んだ本で高校生以上の方にぜひ読んでほしい本を紹介したいとお思います。

 

 

 

もうタイトルを見ればわかる通り、最近発売された

 

伊坂幸太郎さん著者「逆ソクラテス」です!

伊坂幸太郎さんといえば、一方では人殺しをやっている名の知れた暗殺者として仕事しもう一方では、表で普通の家庭で家族のために働く父親を主人公として書いた「AX」

何事にも冷めた普通の大学生を主人公として、大学生活中に出会った4人と知り合い

将来の不安を抱えながらも日々を一生懸命過ごしていく「砂漠」

が有名です。

ぜひこちらのほうも読んでみてください!

 

そんな伊坂幸太郎さんの最新作「逆ソクラテス」ですが、なんと!デビューして20年目の作品なんだそうです!

伊坂幸太郎さんもこの作品を「デビューしてから20年間、この仕事を通してきて1つの成果のように感じています」というほどの力を掛けた作品なんだそうです

 

この本について軽くまとめますと、

この世の様々な偏見や固定概念を子供たち視点から見て感じたことを書いた小説です。

この作品は1つの小説ではなくで5つの短編小説に分けて書かれていますので、活字が苦手な人、集中力が続かないと読書を避けてきた方にとってもおすすめです。

 

なぜ私がこの作品をオススメするかというと、

小説でありながらも読んだ人に訴えかける自己啓発であるからです!

大人の子供に対する価値観、いじめ、偏見などの、先入観を子供の視点からみた内容となっています。

 

それは題名の「逆ソクラテス」という名前にも由来しています。

ソクラテス古代ギリシャの哲学者で彼の座右の銘無知の知が有名です。

ソクラテスはよりよい生き方や豊かな人生の歩み方についでずっと問い続けていた人物です。

 

無知の知とは、「私はまだ何もわかりきっていないことを知っているだけでも他人より優れている」ということです。

これは人間はあれこれと決めつけてなんでも知っているようにしてしまいがちですが、それは先入観によるものとか、偏見、固定概念から来るものであって、そういうものだと決めつけてしまうと、そこで人は考えることをやめてしまいます。

そこでソクラテスは「私は何も知らないことを知ってるからまだより良い生き方について考えることができる」と感じ、世に広めていきました。

 

そういう経緯で「無知の知」ができたということです。

その哲学を提唱したソクラテスが題名で「逆ソクラテスとして出ているというということは、

「この問題の正解はこうだ!」や「この人はこういう感じだからダメな人」という決めつけているという意味となるのです。

 

本の説明もしちゃったのでお分かりだと思うのですがそれを打ち壊す内容がこの小説に描かれています!

 

なので、この本を読むと改めて「自分の考えが本当に正しいのか?」と考えさせられる良書です!!

 

なので是非皆さん書店に足を運んで読んで欲しいです!

 

この本を読んで一度自分の考えを改めて考えるきっかけになればありがたいです^_^

 

https://www.amazon.co.jp/ソクラテス-伊坂-幸太郎/dp/4087717046/ref=nodl_